蘭亭 板長:植木 茂行(うえき・しげゆき)

蘭亭 板長:植木 茂行(うえき・しげゆき)

すし割烹 蘭亭 板長

江戸前の冴えに、京都仕込みの品を重ねて。
握りの瞬間に息づく緊張と、皿に宿る余韻 ──

植木茂行の鮨は、技と感性の均衡が生み出す“静かな旨さ”で人を魅了する。

1994年、栃木県生まれ。
宇都宮の名店【日本料理 みつわ】を営む両親のもとで育ち、
幼少のころから料理が日常にあった。
父・植木和洋の背中を見つめながら、
“手から伝わる味”に憧れ、自然と料理人の道へ。

京都の日本料理店で修業を始め、大阪の店で経験を重ね、
京都嵐山の料理旅館【旅亭 嵐月】で腕をふるう。

近畿圏での研鑽を経て帰郷。
2018年、【すし割烹 蘭亭】板長に就任。

江戸前の仕事に京都の懐石の感性を織り込み、
握りの間(ま)と香りの設計に独自の世界を築く。

旬を読む目、火を操る感覚、
そして一貫を“構成として捉える”現代的な感性。
その一皿は、江戸前の技に宿る粋を超え、
“今”という季節の輪郭を描き出す。

鮨という伝統の中に、つねに新しい余白を探している。